深度センサーカメラ+OSC

今更ながらKinectを借りる機会があったのでUnityに繋いでみました。(しかもv1)
Kinectの開発に関わっていたPrimeScene社がオープンソースでOpenNIを作っていたけど、PrimeScene社はAppleに買収されその後配布サイトが閉鎖。いまならIntelのReal ScenseD415/D435を使って、ミドルウェアにNUItrack(Winのみ)がよさそうな気がします。
とりあえず今回はKinectをOpenNIをつかってUnity(Mac)で繋いでみました。

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非同期化して高速化

今回画像処理があり、その高速化のためTaskを使って非同期化しました。
まずはカメラの画像を白黒にする普通のコード。だいたい僕のPCで20fps出るか出ないくらい。

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ScriptableObjectのデータ保存

今回のお仕事で管理画面での設定データをScriptableObjectに保存。今回はResourcesフォルダに保存してシングルトンとしてデータを書き換えられるようにした。ScriptableObjectはUnityEditor上では再生時に値を書き換えたりしても値が戻らないけど、書き出した時は話が別。
(UnityEditor上でもビルドとかすると値が戻ったりするけど)
そこで、Jsonで保存/リストアができるように。

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動的に追加するコンポーネントを選択

コンポーネントを追加する際に、状況に応じて追加したいコンポーネントを変える方法。
C#ではClass型を変数に格納することはできないので(?)、typeof()でその型がもつType型(型宣言)が取得できる。UnityではAddComponent<T>()の他にAddComponent(Type componentType)があるので、生成したいコンポーネントをType型で渡してあげれば動的に追加するコンポーネントが選べる。
(そもそもこんなやり方でいいのかな…)

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NURBS (非一様有理Bスプライン)



github | naochang | Curve

NURBSはNon-Uniform Rational B-Splineの略で、非一様有理Bスプライン。非一様なのでノットが一様ではなく、\((t_{i-1} \leq t < t_{i+1})\)の範囲で調整が可能。また有理なので、有理ベジェ同様に重みを加えたものがNURBS。 B-Splineでは滑らかな曲線が作れたが、NURBSの方は自然かつ意図的なカーブが作れる。製品の3DCGやCADなどによく使われる。 Continue…

B-スプライン曲線 (B-spline Curve)



github | naochang | Curve

B-スプライン曲線はベジェ曲線と違い、点を通らない。その代わり曲線同士の曲率(曲がり具合)が連続していて滑らかな曲線となる。曲線は基底関数を重ね合わせて表現され、重ね合わせる具合をノットという数値の集合で表す。ノットの数は制御点の数+次数+1となる。(次数+1を階数(order)と呼ぶ)
ノットの値は絶対的な数値ではなく、複数の基底関数を重ね合せる祭の相対的な数値の列であり、B-スプライン曲線では通常ノット値を0からはじめ、1ずつ増やして等間隔にする。(uniform:一様)
制御点6で次数が3の場合は10個のノット値があり
\([0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9]\)
となる。

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ベジェ曲線(Bézier Curve)



github | naochang | Curve
Illustrator等でもおなじみのベジェ曲線。ベジェ曲線には次数があり、Illustratorでは3次、Flashでは絵を描くときは3次だけど、実行するときは2次に変換される。(FlashPlayer11以降は3次もサポート)
次数が大きいほど制御点が多く、少ないアンカーポイントで線を調整ができるが、処理も重たくなる。

どのような仕組みかは、こちらのアニメーションgifを見るとわかりやすい。

3次の場合は点が4つ必要になり、通るのは始点と終点のみ。残りの2点は曲線を制御するために使われる。Illustratorなどでいうところのハンドルがそれにあたる。3次の場合は4つの始点と終点のみ繋いでいくので、それを最初の点から最後の点まで繰り返して、複数の点がなめらかに繋がるように見せるが、線が滑らかになるように点にある2つのハンドルが点を挟んで線対称となるように配置する。線対称でない場合は、Illustratorでいうハンドルを折っている状態で、滑らかではなくなる。逆にこう行った操作が容易にできるベジェ曲線は特に2Dを描くのに向いているんですね。

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